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インクジェットとトナー使用のコピーの違い

 インクジェットは言葉通りインクを使用します。インクは液体ですので用紙の紙の繊維にオフセット印刷と同じく液体であるインクの中にある染料が紙に染み込んで定着します。インクは即乾燥しますが、正確には何分か必要です。しかし一度定着した紙の繊維は色が落ちたり、変色することは基本的にありません。

 それに比べてトナーは小さな粒に色がついている状態のこの粉をレーザーなどの技術で紙に付着させて、熱いローラーで紙に定着させる方法です。あくまでも紙の上にトナーが付いているだけです。

 この二つの違いはその後、紙の加工や保存などいろいろ違いが出てきます。それはおいおいお伝えすることといたします。 本日はここまでとさせていただきます。

2020年10月01日

インクジェットとトナー使用の違いパート2

 インクジェットカラーコピーとトナー使用のカラーコピーの違いについてのパート2をお届けします。今回は仕上がりの違いについてお話します。トナー使用のカラーコピーの特徴は前回もお話しましたがトナーである粉が紙の上に載って、熱いローラーで定着させている関係で表面がつるつるした光沢を出すことができます。これはオフセット印刷のコート紙などに印刷した場合に出る光沢感が欲しい場合にはいいと思います。しかしこの光沢感が逆に安っぽい感じになる印象はぬぐえません。

 インクジェットの場合は、紙の繊維に染料を直接定着させる関係で、紙自体が持つ表面のざらざら感がそのまま残るため、その紙の特徴をそのまま残したまま印刷物が出来上がります。オフセット印刷ならばマット紙や上質紙などの紙に印刷したものに近い仕上がりになります。

 この2種類の違いは使用する方の好みによって変わってきますが、当社ではインクジェットカラーコピーのテスト印刷を無料で承っていますので、お気軽にお問合せいただけるとありがたいです。

 この他にも厚紙や色紙への印刷、特徴のあるエンボスなどの表紙などによく使われる紙への印刷もこの2種類での違いもありますので、少しずつお話させていただきます。本日はこれで失礼します。ありがとうございました。  半田 勉

2020年10月02日

インクジェットとトナー使用コピーの違いパート3

トナー使用のコピーはトナーの粉を紙に吹き付けて高温のドラムで定着させるとお伝えしましたが、この高温での定着がいろいろ問題を起こします。まずコピーする紙ですが、この高温のドラムによって紙の腰がふにゃふにゃになってしまうことがあります。紙にはそもそも目というのがあります。よくA4の紙を手で持った時にピシッとピンと立っている紙と、ふにゃふにゃに垂れてしまう紙があります。この違いはこの目を高温のドラムの作用で腰が曲がってしまうことによって起こります。

高温のドラムの作用は時間も続きます。 それでは 半田勉

2020年10月05日

インクジェットとトナー使用コピーの違いパート4

トナーを使ったコピーで高温のドラムで腰がなくなった紙の問題点は単に紙の上に粉が載っているだけなので、その後の問題で一番大きいのは、長期で使用した場合にこの紙の上に載っているだけの粉が簡単にはがれてしまう事が多いのです。よくトナーでのコピーをファイルなどに保存しておくと、久しぶりに開けてみると紙同志がくっついている事がありませんか?これは高温のドラムでトナーを紙に付けているだけなのでその接着面がはがれてしまう事が多いのです。

 それに比べてインクを使用して紙の繊維に直接色をつけるので、剥がれることはないわけです。

半田 勉

2020年10月06日

インクジェットとトナー使用のコピーの違いパート5

今回はトナー使用のコピーのその後の処理である製本についてお話します。

前回までにお話しましたトナー使用のコピーの場合、紙の腰が折れてしまい、その後使用するときにピンと立たない資料ができてしまうことをお話しましたが、このトナー使用のコピーをその後製本するときには、もっと問題がでてきます。その一番きな問題は紙がそってしまうことです。この紙のそりはその後の製本の時に全体が曲がってしまうケースがよくあります。その症状は厚い紙ほどそのそりがきつくなります。よく報告書などで本全体がそっているものをよく見ますが、そのほとんどがトナー使用のコピーを使用しているケースです。 それに比べてインクジェットはそのそりが全くないのが大きな違いです。  半田 勉

2020年10月07日

インクジェットとトナー使用のコピーパート6

トナーを使用して、高温のドラムで定着させるトナー式のコピーに比べ、インクジェットのカラーコピーの優位性はこの紙の腰がまったく折れていないというのは一番のメリットです。この紙がピンとしている事によりその後の加工である製本の処理が断然有利になります。また両面コピーの場合さらにそのメリットがあります。両面カラーの場合のメリットについてはまた次回といたします。 半田 勉

2020年10月12日

インターネットとトナー使用コピーの違いパート7

両面印刷の場合のインクジェットとトナー使用のコピーの違いについてお話します。やはり大きな違いはトナー使用のコピーの高温ドラムでの定着が大きな違いです。腰がなくなってしまったトナー使用のコピーは紙の質によって変わってきますが、片面でのコピーでも腰がなくなってふにゃふにゃになってしまうのに、両面で2回高温のドラムを2回も通すのでますますふにゃふにゃになってしまいます。それに比べてインクジェットのカラーコピーは紙にちゃんと腰が残っているため、いろいろな使用に十分耐えうる印刷物に仕上がります。 半田 勉

2020年10月13日

インクの中にある溶剤について

オフセット印刷とインクジェットのインクの中には、インクの液体の中に入っている染料を用紙の繊維に定着させる為この染料を溶かすための溶剤が染料と一緒にインクに入っています。この溶剤がトナー式のコピーのトナーが紙に付着している部分のトナーと用紙の接着部分も一緒に溶かしてしまう現象が発生します。よく古いトナー式のコピーを久しぶりに取り出すと、トナーとトナーが付着してバリバリと剥がした経験はないでしょうか?これはトナーが永い年月の間に紙とトナーとの接触部分が解けてトナーが移動したときにおこる現象です。従って溶剤の入っているオフセット印刷物、インクジェット印刷物とトナー式のコピーを同じファイルに入れない様にしないとトナー式のコピー同志がくっ付いてしまう事があるのです。よくオフセット印刷物にトナー式のコピーを挟み込んで使っているパンフレットなどを見かけますが、コピーがオフセット印刷の印刷物に癒着しているのを見る事がありますが、それはこの現象が起こした科学反応です。  半田 勉

2020年10月14日

溶剤によってトナー式コピーのトナー移動について

以前こんな事がありました。A3両面カラーの印刷を承り、二つ折加工をして納品しました。そのA3両面の資料にお客様自身で資料をA4トナーコピーをして弊社が納品したA3両面カラーの印刷物にそのA4トナー式のコピーを挟み込んである説明会を行ったときの事です。資料を参加者全員にお配りして、説明をしようとして中を開けてください。とアナウンスしたところ会場中にバリバリ!という音が響いたそうです。弊社が印刷したA3両面カラーインクジェットの印刷物にトナー式のコピーのトナーがべっとりと付着して、挟み込んだA4の資料が張り付いていたそうです。そのお客様はその後中身のA4資料の印刷も弊社に頼んでいただく事になりました。もちろんその後は全く問題ありません。ちなみにトナー式コピー機のマニュアルに小さく、オフセット印刷など溶剤を使用した印刷物に挟み込んだり、積み重ねたりした場合には、トナーが移動して張り付いてしまう事があります。と小さく書いてあるそうです。半田勉

2020年10月15日

溶剤とポリプロピレンのファイルの相性について

インクジェット印刷やオフセット印刷のインクの中には染料を溶かすための溶剤が入っています。その溶剤がトナー式のコピーのトナーを移動させる事につては前回お話しましたが、今回は安いファイルの原材料であるポリプロピレンのファイルの中にオフセット印刷やインクジェット印刷したものを挟むとこのポリプロピレンのファイルが丸まってしまう科学反応があります。ポリプロピレンじゃなく再生ペットなどのファイルは少しお高いですが、その様な反応はありません。ちなみに再生ペットはペットボトルをファイルに再生されたものです。ペットは中になにを入れても科学反応はありません。ですから食べ物も入れられるのです。ポリプロピレンは食品を入れる事が出来ないあまりお勧めできない素材ということがわかります。  半田 勉

2020年10月19日

貝の様に丸まったPPファイル

PPファイルとはポリプロピレンのファイルの事です。オフセット印刷やインクジェット印刷のインクの中に入っている溶剤がポリプロピレンのファイルとの相性で、科学反応が起こりファイルが貝の様に丸まってしまう現象です。お客様で企画書を印刷してファイルに入れて納品してくれと依頼された仕事で無事納品できたのですが、何日かのちにお客様からお電話いいただき、この貝の様な現象を指摘されました。一旦返品いただき再生ペットのファイルに入れなおして再納品で無事終了しました。再生ペットのファイルの箱に大きくオフセット印刷などのファイルの最適!と記入してありました。ポリプロピレンのファイルの箱には何も注意事項は書いてありませんでした。そこでポリプロピレンのファイルを購入した販売店に返品してこの科学反応をお知らせしました。その後の対応は次回で。  半田 勉

2020年10月20日

A4サイズとレターサイズの間違いやすい問題

昨日入稿された原稿で、アメリカで作ったデータを印刷する仕事が入りました。テスト印刷の時には気が付かなかったのですが、A4の上右に黒い影が左右に5センチのど入っているのを気が付かずに500部印刷してしまいしました。注文は3.000部だったのでまだ500部で気が付いてたのでまだ被害は少ないのですが、本当に残念でした。しかしなぜプリンタードライバーのサムネイルでもわからず、PDFを開いた画面でもわからず、一枚プリントして校正を見てもわからなかったが、500部印刷した段階で5センチほどの上がりの右横にスーッと黒い筋が入っているのがわかったのです。目を疑いましたが実際に入っています。原因はアメリカでは普通に使われているレターサイズをスキャンして原稿をつくったのだと思いますが。スキャンしたときにこのレターサイズの端が紙の陰として薄く黒い筋が入ってしまったのです。レターサイズは日本で主に使われているA4サイズより天地が小さいのです。そして左右が少し大きいのです。この天地が小さいのが原因でレターサイズをA4サイズの用紙に印刷した場合このレターサイズの紙の端の陰がスキャンデータに残ってしまってこの影が薄く印刷されてしまったのです。解決方法は今現在決まっていません。解決方法はまたの機会にご案内いたします。  半田 勉

2020年10月21日

レターサイズをA4の用紙に印刷する場合

アメリカで主に使用されているレターサイズ。ワードなどのぺージ設定に今でも多く表示されます。ソフトによってはデフォルトでページ設定に気を使わなく何気なく開いて文章を入力して、出来上がったと思ったらプリンターでエラーが表示。よく見ると自分の作った文章がデフォルトのレターサイズで出来上がっていたなんて話はよく聞きます。それはほとんどのソフトがアメリカが中心に開発されたものを日本で使っているためいまだにデフォルトがレターサイズだったりするわけです。わざわざ日本ではA4サイズに指定しないといけません。ソフトの開発がほとんどアメリカという現実が身に染みる話ですね。残念ながら日本ではレターサイズの紙はほとんど存在しなく、A版かB版のどちらかです。毎回文章を作るたびにA4設定を忘れずに。

 結局レターサイズのデータを影をつけずに印刷するためには印刷を拡大して106パーセントの拡大設定で印刷することとなりました。文字が大きくなり年寄りにはありがたい話です。半田 勉

2020年10月22日

紙のは目というのがあります。

紙には目というのがあるのはご存じですか? 一般にはA4ですと長い方のサイズが297ミリで短い方が210ミリあります。一般に市販されているコピー用紙はこの紙の長い方に縦に目があります。わかりやすく説明すると、A4の紙を手で持った時にピンと立つわけです。縦に目が入っていますので、ところがA3の紙を二つに断裁した場合の二つに切られたA4の紙を先ほどと同じく手で持ってみるとふにゃと折れてしまいます。これはA3の長い方420ミリの方に目があるためそのA3を二つに切った場合のA4は短い方の210ミリの方向に目があるため縦の297ミリの方へは目がないためへなへなと垂れてしますわけです。

この目は製本など後加工に大きな影響を受けます。それは次回に。  半田 勉

2020年10月23日

紙の目によって製本するときにどんな影響があるのか

A4サイズの紙は長い方の297ミリの方に縦に目があるとお伝えしましたが、その紙を製本する際に気を付かなければいけない事があります。A4を縦にして左にホチキスなどの製本の喉(ホチキスのある方)であれば紙を開くときにこの縦の目に逆らわずに開く事ができるので問題なく気持ちよく開けるのですが、このA4を二つ折にしてA5仕上がりの本にしたい場合は目に逆らう形で折られますので、本を開くたびにこの紙の目の影響を受けます。具体的には開きずらい、厚い紙の場合は一度開いても自然に閉じてしまうほど紙の目の抵抗は大きいのです。この目に逆らう形で製本した場合の失敗談は次回で。

半田 勉

 

2020年10月26日

A3の用紙を印刷してA4に断裁して納品する罪

印刷業者の中には、今までお話した用紙の目を全く無視して、コストを抑える為にA4で受注した仕事をA3に2面配置して、印刷はA3で印刷して後にA4に断裁して納品する業者もいると聞きます。こうゆう形で印刷したA4用紙は紙の目がA4を縦に持って横に目があるため、手で持ってもすぐへなへなとへたり込んでピンと立っていません。一見同じ商品の様に見えますが、まがい物と言っていいと私は思います。素人にはどうせわからないだろうというおごりを感じます。 半田 勉

2020年10月27日

リサイクルトナー、インクの裁判について

本日10月28日のニュースでリサイクルトナー、インク販売のE 社が大手コピー製造販売C社を相手に訴訟を起こしました。訴訟の内容は不当にリサイクルトナー、インク販売の妨害をしている。この事は独占販売法に違反するという訴えを起こしたのがニュースになりました。それはそもそもコピーなどの製造販売大手が、消耗品で稼いで本体のコピー機やインクジェット印刷機械を原価より安く売って、その後に使用するトナー、インクの販売で元を取ろうとする販売システムが生んだ歪です。携帯電話も同じ事が言えて端末を異常に安く販売し、通信料で元を取る販売システムを全く同じです。従って純正のトナーやインクが異常に高くなり、そこにE社の様なリサイクルトナー、インク業者が成長するベースを作ってしまいました。続きは明日へ。  半田 勉

2020年10月28日

リサイクルトナー、インクの裁判について

トナー式のコピー機、インクジェット印刷機械を安く販売して、消耗品で元をとる販売システムの問題について前回話しましたが、極端な例として官庁、大手企業、学校などの大口顧客へのコピー機や印刷機の販売価格を例えば1円とかで入札されるケースもあると聞きました。何百台とかの大口は当然消耗品も大口で、純正の用紙、純正のトナー、純正インク、メンテナンスで儲けるという事です。これは1社のコピー機器メーカーインクジェット印刷機メーカーだけではなく、すべてのメーカーがやっているといっていいと思います。なぜなら入札に当然勝てない為です。すべてのメーカーが一斉にこの販売システムを止めない限り続きます。弊社の様に1台を入れて10年以上も大切に使うお客は当然その対象ではありません。従って高い純正消耗品を買い続けています。そんな小口向けにE社は安いリサイクルトナー、リサイクルインクが市場で受け入れられてしまったのです。続きは次回 半田 勉

2020年10月29日

リサイクルトナー、インクの裁判について

弊社も以前トナー式のコピー機を使用してた時の話ですが、リサイクル品が安いのでリサイクルトナーを購入していた事がります。しかし問題が出ました。それは新品と交換してそれほど使っていないのにトナー切れの表示がされるのです。その都度電源を落としてしばらくして再起動するとトナー切れのマークは表示されなくなりますが、しばらく使うとまた表示されるというトラブルがおきました。仕方ないので純正品を購入して使用すると全く問題なく大量の枚数をプリントできました。メーカーの指定しているプリント可能枚数を過ぎてもだましだまし使用できました。リサイクルトナーを手で振ってみるとまだまだトナーが詰まっています。重さも純正の使用済みの重さより明らかに重たいですし、振ると中にまだまだトナーが入っていいるのがわかります。その後いろいろ調べた結果りリサイクルトナーが湿気に弱く、純正のトナーを比べるとトナーが固まりやすいと聞きました。結局リサイクルトナーは純正トナーに比べて半分も使用できませんでした。メーカーはそれぞれの機種に合わせてトナーを製造しているらしく、やはりここでは純正のトナーに軍配が上がりました。半分も使えないリサイクルトナーでは金額が半分でもかえって損ですね。 半田 勉

2020年10月30日