政府統計によると賃上げの額が大きいのは、大手企業より中小零細企業の
方が積極的だそうです。
その背景は、現場の仕事をしている若い方が、辞めてしまうと会社の存続が
危ぶまれるからです。
その変わり、役員の給料を下げたり、事務員を減らしたり、交際接待費を削減したり
若い方の給料を上げる為に、他経費を絞って捻出しているのが現状の様です。
経済全体としては、他の経費を削減するのは、全体の消費を抑えてしまうので、
消費低迷に繋がってしまいますが、背に腹は代えられないという中小企業の現状
が垣間見える気がします。