賃上げのペースが大手より、中小企業の方が進んでいる話を聞きますが、
それは人手不足を心配して、小さな会社が他の経費を削って人件費に充てて
いると言うのが現状の様です。
中小企業の涙ぐましい努力が目に浮かびます。
他の経費とは、みんなで飲み会、社員旅行なども当然少なくなっています。
なのに、消費が減っているのです。
政府が賃上げに号令をかけて、日本全国で賃上げ合戦をしているのに、なぜ
消費はマイナス1.9%なのでしょうか?
不思議ですね!
その答えがわかりました!
賃金が上がっても、その上がりに合わせて「所得税」「社会保険税」が上ってしまうから
名目は上がっても、実際の手取りはほんの少しだけ上がったという事です。
そして、物価高がそのほんの少しだけ上がった手取りでは、カバーできないという事です。
社会保険税、所得税、などの税金を下げないと、再びデフレに逆戻りになります。
再びデフレに逆戻りなってしまえば、政府の完全な経済政策の失敗となります。