今まで製造拠点を置いていた日本企業の工場が日本国内に戻りはじめると言われて久しい
ですが、なぜ日本国内回帰は進まないのか?
日本企業の工場が海外に出始めたのは、プラザ合意以降1ドル360円の固定だった円の
価格が変動制に変わり、アッと言う間に200円程度まで上がってしまったのが主な原因
ですね!
それから30年ほど経って、製造拠点の国々が経済発展して、コストも上がり、円も
円高から円安基調に変わり始めたので、工場が日本国内に戻り始めるはずだと言われて
います。
では日本企業の工場の国内回帰が進まない原因は何なのでしょうか?
一番の原因は「人手不足」そして「電力不足」だそうです。
資本主義の原動力は「労働者」です。この労働者を「再生産」し続ける事が、資本主義の
一丁目一番地だと言われています。
「労働者の再生産」を怠ってきた国、それが我が国日本です。
毎日朝から夜まで労働している我々は、もう少し自信を持っていいと思います。