用紙にトナーをレーザーの力で付着し、高温のドラムでトナーの用紙との間を一部溶かして用紙に定着させている今のコピーは、日本のメーカーもアメリカの大手複写会社も含めてその後の定着剤を使った最終処理をしなくなってしまいました。
定着剤を表面に加工するだけでもかなり工程が増える為、コピー機の販売コストに跳ね返ってきます。
日本の会社が続々とコピー機を導入する時期に各社価格競争が激烈になり、その結果この最終工程のコーティングはほとんどなくなりました。
なぜほとんどと言うかといいますと、一部高級機種ではまだこの工程を導入している機器のある様です