当時のアメリカの大手複写会社と国産のコピーの品質の違いは、アメリカの大手複写会社の仕上がりは表面が滑らかで何か表面に張ってある印象でした。
それに比べて国産のメーカーの仕上がりは、用紙とトナーの一体感がなく、さも用紙にトナーが載っているという印象で、全く一体感がない印象だったとお伝えしました。
その答えが後にわかる訳です。
仕上がりの印象の通りで、アメリカの大手複写会社は、トナーを高温で押さえつけた後に特殊な定着液の様なもので、表面コーティングしていたのです。
用紙代も、トナー代も、コピー機本体のもアメリカの大手複写会社の方が高いのは納得のいくところです。
このからくりをアメリカの大手複写会社の営業マンから聞いて、妙に納得したのを覚えています