カラーコピー機は外国製・国産?

大手企業を中心に日本でもコピー機は広まっていきました。

ただし、ほとんどがアメリカの大手複写会社の商品で、当時の日本のメーカーは2、3社程度しかありませんでした。

そして、品質は圧倒的にアメリカの大手複写会社が勝っていました。

品質の違いは、コピーをした後の処理が全然違っていたと記憶しています。

それは用紙にトナーの粉がレーザーの光によって付着して、高温のドラムで押さえつけてトナーを定着させるのですが、アメリカの大手複写会社の仕上がりはその定着した表面に薄い透明の幕が張ってある印象でした。

それに比べて日本のメーカーの仕上がりは、紙にトナーが載っているだけで、用紙のトナー関係がアメリカの大手複写会社と違い、一体感がないのです。
ただ用紙にトナーが載っているだけで、今にもトナーがボロボロと落ちそうな印象だったのを思い出します。

2024年06月27日