A5判の仕上がりの本の場合、A4の厚い紙を使用するとA4の長い縦の方向に「目」がありますのでA4サイズの市販の用紙を使ってしまうと、表紙の用紙が逆「目」になります。
逆目になるとどんな問題があるかは他でも案内していますが、開きづらい、いつの間にか表紙が開いてしまう、開いていてもすぐ閉じてしまう。
などの使いづらさが生じてしまいます。
弊社の場合はA3用紙を半分に断裁して、A4を縦にした時に横方向にこの「目」がくる様にしています。
それにより、開きやすくて、綴じづらくて、本文の紙の束となじんだ自然な本が出来上がります。