断ち切りと言われても印刷の専門用語ですので、わからないと思いますので
まずはこの「断ち切り」ついてご案内します。
部数の多い出版社が発行している漫画本などは、オフセット印刷で印刷製本されています。
このオフセット印刷は大きな用紙に何ページかを面付して大きな紙で印刷します。
大きな紙にはA版 B版の2種類ありますが、この大きさについては別コラムで詳しく話ますので、今回は割愛しますが、イメージで言うとA4はA全版の8分の1という事です。
実際にはA4の8倍の用紙をハンドリングする為にさらに大きな用紙になります。
そして印刷された用紙を折ってページ順にして、大きな断裁機で断裁します。
その時に断裁されるわけですので、その断裁されるところを越えて印刷して、印刷されている作品を途中で切られてしまうので、断ち切りと言われています。
断ち切りの良いところと悪いところは続きをお読みください。 つづく