中綴じ製本をご自分で進める場合の問題点の大きな点がこの小口断裁です。
中綴じ製本で無事背中をホチキス留めがうまくいっても、この小口断裁は厄介です。
小口は?ページを開く側の事です。小口の反対が背表紙のホチキスで留めた方ですので、お分かりになると思います。
この小口が中綴じだと、折った時の中の方が飛び出てしまう現象がおきます。なぜその様な現象が起きるかといいますと、中綴じは何枚かの紙を二つ折して製本しますので折った時に外側の紙と内側の紙との間で紙の厚さ分差が出てしまいます。
つまり二つ折した時に中の方が飛び出てしまう訳です。
なぜこの飛び出しがダメなのでしょうか?
それは手でパラパラめくれないわけです。従って本として使いにくいという事ですね!
これを解決するのは断裁機が必要です。もちろん1部程度でしたらカッターで地味にカットすることもできますが、はっきり言って綺麗に断裁できません。
断裁機の設備がある業者に頼むのが一番無難な選択です