無線綴じ製本は本文と表紙の二つの要素から成り立っています。
本文の背中部分に糊を付けて、表紙と接合します。その際は表紙に厚い紙を使用するのが一般的です。
表紙の厚紙が本文の束を包んで出来上がりますが、この製本方法は特殊な製本機がなければ製本はできません。
書店などで売っている何千部単位で製本される出版社が発行する本などは、大きくて速い製本機で製本されますが、同人誌の製本などの様に部数の少ない本の製本には向いていません。
部数が少なくても、例えば1冊でも製本できる製本機は限られていますので、頼まれる予定の印刷・製本業者が部数の少ない本の印刷・製本を受けてくれるかどうか?も事前に確認が必要だと思います