まず本文は一番安い普通紙そして、画像が綺麗なマット紙があります。普通紙はマット紙の様に表面にマット加工されていません。
マット加工されているとどうして綺麗に印刷されるのでしょうか?
マット紙は紙の表面に細粒の粉が塗られています。この細粒の粉は太陽の光や蛍光灯、電球などの人工的な光に対して反射する性質を持っています。
この光る細粒の粉にインクが付きます。すると光を受けて反射します。従って人間の肉眼でその用紙を見たときにより光を放ち、綺麗で色が鮮やかに鮮明に映るわけです。例えば蛍光灯に色が着いて光反射するのと同じくらい光と色は増幅するわけです。
それに比べると普通紙はこの表面加工がされていないので、紙の繊維そのものにインクが付着し、紙繊維そのものに色を付けます。
紙の繊維そのものに色が付くため、紙の繊維の持つザラザラとした紙繊維特有の染み込み感が出てしまいますが利点としては、紙とインクが一体感が感じられてよりしっとりとした感じはマット紙の光輝く感じと違い落ち着いた印象になります。
普通紙を使うか、マット紙を使うかは好みがわかれるところかもしれません。