ビデオ撮影が趣味のAさんの場合

趣味がビデオ撮影のAさん。

最新の業務用のカメラ、三脚などを買いそろえて張り切ってアジアの旅に出かけました。

入国の際に通る税関で、今まで使っていたアマチュア用の簡単なビデオカメラと同じ様に申告は必要ないと思い、申告なしの「緑のゲート」から入国しようとしました。

ところが、荷物の中に高価な業務用のビデオカメラ、三脚などがある、別室へ案内されました。

アマチュアで仕事で使うものではなく、現地で売ったりはしないと説明しても受け入れてくれません。

いくらか袖の下でも支払えばよかったと後悔しても遅く、結局カメラ、三脚などを一式没収されてしまいました。

現地で安いビデオカメラを買って、趣味のビデオ撮影はできましたが、高価な業務用のカメラ一式は戻って来ません。

高価な製品は必ず税関申請して楽しい旅を。

 

 

2024年02月05日