台湾の港町「基隆」を観光していた時の話。
昔の日本の港街の雰囲気がまだまだ残っている「基隆」。
懐かしい街並みをカメラに収めたあと、港に停泊している船を写真に収めようと港に行き、カメラを構えた瞬間、制服姿の警備係がカメラの前に現れて「×」マークを手で示しました。
そして何人かの係員に腕を抑えられて拘束されてしまいました。
事務所に連れて行かれていろいろ聞かれましたが、単なる日本から来た観光客だとわかると開放されました。
「基隆」は観光などの客船の為の港だけではなく、台湾の軍港でもあると後でわかりました。
軍港で写真を撮りスパイ行為をしている工作員と勘違いされる所でした。
写真を撮るだけでも思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
カメラを構えて写真を撮るだだけでも、その被写体が何か意味を持つこともありますのでご注意を。
半田 勉