企業間物価が0.3%で11月連続下落

企業間の物価指数が0.3%と11カ月連続下落が続いています。昨年の12月は1.8%だったものが急落しています。

原油の価格が1バレル70ドル程度なっている事と、中国の景気後退で、中国から輸入する鉄鋼などの中間素材がデフレで40%程度下落しているのが原因です。

世界経済が失速している状況では日本が輸入している原油を含めすべての物が安くなり初めているという事ですね。

日本のここの所の物価高は需要が伸びている物価高ではなく、輸入商品の高騰による物価高だったのでその輸入価格が下がり始めたわけですから当然物価高も一段落という事です。

イオンもプライベイトブランドの値下げが発表されましたので、そろそろ物価高による生活の逼迫は一段落します。

5月にコロナの規制が解除されて旅行需要も伸びると期待していましたが、その出鼻を物価高で挫かれた形になりましたが、今度こそ旅行需要が戻りそうな期待をしたいと思います。

半田 勉

2023年12月13日