バンクーバーで暮らす日本人からニホンに暮らす日本人へ

滝沢修

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現在の世界は、政治的な意味合いからも、また経済的な意味合いからも、大きな変革期に入っていると感じるのは私だけではないはずです。私は日本人としてカナダに住み16年が経ちましたが、海外に移住したからと言って、日本という国に対する想いが消えてなくなるわけではありません。むしろ、年々、日本に対する想いが強く深くなっています。 海外という場から、世界を眺めてみると、日本が置かれた立場の不安定さも期待感もとても良く見渡すことができます。この地球上に存在する多くの国々の中で、将来に向けて何の不安も抱えていない国などありません。世界に君臨し続けている超大国のアメリカも、そのアメリカを脅かす中国も、私が住むカナダも、その国が抱える問題というものが多岐に渡って存在しています。同様に日本にも将来不安を抱かずにはいられない諸問題が山積しています。しかし、私たちは、そうした先の不安に押しつぶされるわけにはいかないのです。 問題に直面し、その問題解決を図るために知恵を絞り、結果をより良い方向に導かなければなりません。そのために、今の時代を生きる私たち日本人は、まず最初に自信を取り戻す必要があります。日本の中にいるだけでは見ることができない、感じることができないであろうことを、たまたま私は海外移住の日本人として実感することができる立場です。そうした環境、立場から、これからの日本という国や、私たち日本人一人一人が    考えるべきであろう内容をお伝えしたくペンを執りました。                 本書あとがきより(一部原文変更)

目  次
第一章 海外移住は本当に理想なのだろうか 

 海外移住者3つのタイプ/円熟期の移住者はやがて日本に戻る/円熟期の移住者は本音を語らない/医療は日本で受けたいと願う気持ち/終の住処と逆ロングステイ/退職後の海外移住はおすすめできない/海外移住は40歳がボーダーライン/海外から日本と外国を見渡せる

第二章 過去から未来を学んでみよう

 私たちが学んできた歴史とは/手の届く過去の存在/過去から見える未来/現代史で重要なトピック/天気予報は未来予報/敗戦と経済復興/バブル崩壊までの道のり/世界のうねりの始まり/私たちを待ち受ける手の届く未来

第三章 過去の事象がもたらしたもの

 ペンションブームが終わった理由/海外旅行ブームのはじまりと終わり/バブル経済とスキーブーム/海外旅行の罪と罠/姿を消しつつある日本人/ネット社会の脅威がはじまる/アメリカ同時多発テロが変えたもの/リーマンショックより深刻なトウモロコシショック/エネルギー革命がもたらすものは何か?
第四章 日本が何かおかしい

 アメリカ型経営の蔓延/投資家が偉くなりすぎた/勝ち組? 負け組?/リーダー教育なんて要らない/オモテナシを装った表向き/エコノミックアニマルからマネーアニマルへ/日本は頑張りすぎるから不景気になった/使い捨ての嫌な時代 

第五章 これからの日本を明るくするために 

 まず自信を取り戻そう/日本は超大国/観光産業で外貨獲得/お人好しで観光立国へ/秘密兵器はスキー場と温泉地/食料生産ビジネスを花形産業へ/日本の重厚長大産業を世界が求めている/日本の国際貢献は世界中から喜ばれる